決戦1とはなんぞや?
コーエーがプレイステーション2発売と同時に出した。PS2の初期ソフトの一つである。
自分が東軍の大将徳川家康・西軍大将の石田三成になって関ヶ原の戦いの時代を進めていくゲームである。
ゲーム起動時は東軍しか選択できないが、東軍で勝利エンディングを迎えることによって西軍でのプレイと難易度が解放される。ちなみにスタート時は1固定。
合戦には小合戦と呼ばれる出陣武将・兵数・兵種・陣形は固定となっており、援軍を含めた小部隊での戦闘になります。
小合戦は勝敗に関係なく次の大合戦に移行する。
次に大合戦と呼ばれる本格的な大きい戦があり、出陣武将(一部固定あり)・兵種・陣形が好きなように決められる戦略パートこと評定。その後は出陣場所を決める軍議の準備パートがある。
大合戦での勝敗は、ルート分岐につながるので、東軍の場合。普通に勝って史実ルートに行くのもよし。わざと負けて徳川家康が江戸まで退却するルートを選択してもよし。
ただし、負けすぎると敗北EDになってしまうステージがあるので注意(そこはルート攻略で説明)
次に武将について
武将は、5つのステータスと得意分野をもっており戦闘・智謀・大局眼・魅力・名声の5つ。
戦闘は武力にあたる。高いほど一騎討ちの勝率や接近戦での強さがかかわる。最高値は前田慶次の100
智謀は知力にあたる。伏兵の成功率や相手の伏兵を見破りやすくなる。最高値は黒田如水(官兵衛)の100
大局眼も智謀と同じ感じで。伏兵の成功率に関係してくる。徳川家康や真田幸村が高い。
魅力は敵を寝返りやすくしたり、敗走後の集結にて兵力を多く集める効果がある。寝返り武将がなかなか寝返らない場合。魅力の高い部隊が近くにいるほど早く寝返ることがある。
名声は高ければ高いほど敵から狙われやすくなる。特に総大将である徳川家康や石田三成は高く設定されているため敵は総大将狙いで動いてくることが多い。
一騎討ちについて
猛将の武将の人の中には一騎討ちと呼ばれる戦法を持っていますが、一騎討ちは戦法コマンドから使うことが出来ず自然と発生します。
一騎討ちを仕掛けられた武将は絶対に断ることが出来ないため徳川家康や石田三成でも相手にしてくれます。
大体の勝敗は戦闘で決まりますが、まれに徳川家康や石田三成でも島左近や本多忠勝などに勝つこともあります。
それが士気の関係なのかどうなのかは不明です(続編の決戦2では一騎討ちは自分からも使えて、一騎討ちを持ってない武将は断ります。士気の差が30以上あればどの武将でも9割以上は勝ってくれるからです)
勝った部隊は士気が上がり、負けた部隊は20前後士気が下がります。士気が下がった部隊はミリミリと兵力が削られていきます。包囲効果などで一気に壊滅になることもよくあります。
得意分野では接近戦・射撃戦・退却など武将ごとに決められている。
例として徳川家康の場合は退却が得意なので、離脱しやすいことや黒田長政は射撃が得意なので、鉄砲で統一して相手に戦法の鉄砲三段をぶつけると一撃で蒸発したりなどがある。
例に書いた戦法について、これは必殺技みたいなもので武将ごとに色々な戦法を覚えている。
対騎馬に強い槍隊の槍衾。相手の陣を突き抜ける騎馬突撃。強力な火力の鉄砲三段などがある。
が、全てを使えるわけではなく、その兵種の部隊を率いていることが最低条件である。
もう一つは戦意と呼ばれる気力みたいなものがあり80以上なければ使うことが出来ない。戦意は陣のなかでじっとしている・敵部隊を倒す・総大将が使える激励と言う戦法で回復させることが出来る。
総大将は常にじっとしてることで徐々に回復して行くので激励で味方の戦意を上げるのが最初の仕事になることが多い。
武将には立場と言うステータスもあり、合戦の勝ち負けにより左右される。
ただし、小合戦では分岐はないので、負け続けるとどんどん敵も味方も相手側の立場に傾くので、寝返らせたい武将も寝返ってくれなくなることもあるので注意。
さらに勝敗によって敵や味方が今後の合戦に登場しなくなることもあるので、立場だけじゃなく武将の数も変わってくる。
次に東軍と西軍のメリットとデメリットを紹介
東軍では、所持兵力が多く接近に強い武将が多いのが利点。
徳川家康や徳川秀忠もほとんど10000人と言う大部隊を率いている。
デメリットとしては、騎馬隊が多く相手の射撃系戦法に弱いため、前に出しすぎて鉄砲や大砲の餌食になんてことも。
西軍では、射撃系戦法を持つ武将も多く圧倒的火力で相手の兵力を削ることが出来る。
西軍の武将は東軍よりも能力がやや高めに設定されている。
デメリットとしては、接近に強い武将がやや少なく、ステージによっては東軍の半分しか出陣武将が出せない場所も出てくる。
兵種については足軽隊・槍隊・騎馬隊・槍騎馬隊・弓隊・鉄砲隊・女鉄砲隊・騎馬鉄砲隊・女騎馬鉄砲隊・くのいちとある。
大体の武将は戦局や戦法にあわせ槍隊半分鉄砲半分などの構成や騎馬隊は槍騎馬隊に統一されていることが多い。
しかし半分半分の部隊だと戦法の威力も落ちるため、武将の得意戦局に合わせて統一するのもオススメ。
兵種を決めれるのは大合戦のみなので小合戦では半分半分の部隊で戦わなくてはならない。
くのいちについては中盤〜終盤に徳川家康と真田幸村が使える兵種で能力も戦法も全部隊最強であり、徳川家康の10000人のくのいちの戦法に捕まったら誰であろうと西軍武将は1発退場である。
騎馬隊は接近に強く遠距離先方に弱い・歩兵系は遠距離攻撃に強いなどと言った特徴もある。
陣形も大合戦でしか決められず、部隊数が少ないと組めない。
兵種によって相性がいい陣形もあり戦法の使用回数が増えたりする。
大部隊が組みやすい方円の陣形は敵の遠距離攻撃の威力を減らせる効果がある。
なので歩兵系の大部隊が方円の陣で築陣と呼ばれる大合戦専用の防御陣の中にいるとかなりの被害を抑えることが出来る。
軍議では味方武将の出陣場所・伏兵・防御と戦意回復効果がある築陣を自由に決めることが出来る。
最初から近づいた状態でガチンコ勝負や遠方からじっくり構えて遠距離戦法など好きなように戦えます。
伏兵はマップごとに決められており、智謀と大局が高い人ほど大きな威力を発揮するが低いとみらぶられる恐れも。
これが決戦1がどういうゲームなのかあらかたわかってもらえればうれしいです。
1度クリアした合戦はスタートメニューの合戦選択から再プレイもできるのでいつでも好きな合戦が出来ます。